電動キックスケーターは免許なしで公道•歩道を走れる?道交法対応のおすすめモデルも調査!

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最近街中でよく見かけるようになった電動キックスケーター。

興味はあるけど「免許はいらない?公道は走れる?それとも歩道を走るの??」と思っている人もいるでしょう。

この記事では電動キックスケーターは免許なしで公道・歩道を走れるのか?

道交法対応のおすすめモデルも調査しましたのでご紹介していきます!

目次

電動キックスケーターは免許なしで公道•歩道を走れる?

2022年10月現在では、電動キックスケーターを運転するには、運転免許が必要で、ヘルメットを着用して公道のみ走行可能です!

いわゆる原付きバイクと同じ扱いになります。

しかし2022年4月に道路交通法の改正案が可決され、規制が緩和されることになりました。

電動キックスケーターの規制緩和は2024年4月から

残念ながら2022年10月現在は規制緩和されておらず、規制が緩和されるのは2024年4月からと言われています。

規制緩和によって、電動キックスケーターに関するルールが大きく変わることになります。

特定小型原付」という新しい区分ができて、電動キックスケーターはそこの区分に入ります。

以下法改正で変わるポイントを表にまとめてみました!

法改正で変わるポイント

改正前改正後
免許必須不要
ヘルメット必須任意
自賠責保険必須必須
ナンバープレート必須必須
制限速度時速30㎞時速20㎞
走行場所車道のみ車道・自転車レーン・路側帯・歩道(6㎞以下)
年齢制限免許に準ずる16歳以上

規制緩和によって、16歳以上であれば運転免許は必要ありません。そしてヘルメットの着用も任意になります。

そして、歩道通行モード(6㎞以下)に切り替えれば歩道も走行可能となります。

ただし規制緩和後も自賠責保険に加入する必要がありますし、ナンバープレートを交付し取り付ける必要があります。

最高速度によって走行可能場所が変わる

2022年10月現在は車道のみ通行可能ですが、規制緩和後は条件を満たせば歩道を走行できます。

自速別に票にまとめてみました。

基準制限速度走行可能場所識別灯火
特定小型原動機付自動車(歩道通行車モード)6㎞歩道(自転車走行可能)・路側帯緑色
特定小型原動機付自動車20㎞車道・自転車レーン・路側帯水色
原動機付自転車(原付バイク)30㎞車道のみ

歩道を走行するなら、歩道走行モードに切り替え6㎞以下で走行、20㎞以上で走行したければ車道もしくは自転車レーンを

走行する必要があります。

さらにどのモードで走行中か車体に識別灯火というライトを点滅させて、周りに知らせる必要もあります。

つまり、電動キックスケーターで歩道を走行するためには、最高時速6kmの制限を守り、識別灯火で歩道走行モードにしなければいけません。

特定小型原付で時速6km以上20㎞以内の運転であれば、車道・自転車レーン・路側帯を走行できます。

時速20kmを超えてしまうと、原付バイクと同じ扱いになり、車道しか走行できません。

このように最高時速によって、走行できる場所も変わってきます。

現在、電動キックスケーターに乗るには

規制緩和後のルールは分かったが、今乗るにはどうしたら良いの?思われるかもしれません。

ここからは、乗るための手順について紹介します。

運転免許が必要

2022年10月現在では、電動キックスケーターを運転するには、運転免許が必要です!

電動キックスケーターは原付バイクと同じ扱いですので、原付バイクが運転できる免許を取得する必要があります。

運転時に携帯していなければ免許不携帯になるので、免許証は忘れずに携帯しましょう。

制動装置、前照灯、後写鏡等を備えていること

当然ながら「車両」扱いですので、公道を走行するための装置が備わっていなければなりません!

最高速度によって取り付けなければならい装置が変わります!

  • ミラー
  • ウインカー
  • ブレーキ
  • スピードメーター
  • テールランプ
  • ナンバー灯
  • リフレクター
  • フロントライト

これらの装置がただついているだけではダメで、保安基準に適合しなければ走行することはできません。

もし知らずに、保安基準に適合していない装置の車両で走行すると「整備不良車両運転」ということでキップを切られてしまいます。罰則は、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金‼

購入する前に、道交法対応モデルかをよく確かめてからご購入くださいませ!

自賠責保険(共済)の契約をしていること

バイクと同じように自賠責保険の加入が義務付けられています。自賠責保険に加入しなければ走行することができません。
もし知らずに無保険で運行してしまうと「無保険運行」ということでキップを切られます。

罰則は1年以下の懲役又は50万円以下の罰金‼

購入店で必ず自賠責保険も一緒に加入してください!またはコンビニでも自賠責保険に簡単に入ることができます。

標識(ナンバープレート)を取り付けていること

こちらも当然ながら「車両」扱いですので、公道を走行するためにはナンバープレートを取り付ける必要があります。

近くの役所で、無料で手続きが可能です!

ヘルメットを着用・車道を走行する

2022年10月現在は、ヘルメット着用が必須となっていますの、必ずヘルメットを着用し、車道を走行しましょう!

歩道を走ると道路交通法違反で切符を切られますのでご注意ください!

道交法対応のおすすめモデルを調査!

公道を走るためには、公道走行に適した保安基準を満たした電動キックボードに乗る必要があります。

日本の公道走行に対応した車種6選を紹介します!

Segway-Ninebot・J-MAX(ジェイマックス)

日本国内の公道を走行可能な電動キックスクーター

イメージ:公式サイトSegway

メーカー希望小売価格¥176,000(税込)

折りたたみできる公道走行可能な電動キックボード。最高速度25km/hで航続距離は約65km。通勤通学や買い物などの移動に。

本体重量約21.7㎏
航続距離約65㎞
最高速度25㎞/h
充電時間約6時間
耐荷重25~100㎏
モーター定格350W

SWALLOWーZERO9

公道走行可能な電動キックボード

イメージ:公式サイトSWALLOW

メーカー希望小売価格¥149,800 (税込)

公道走行が可能な保安基準を満たした一台。国内で最終組み立てを行い、国内で専門の技術スタッフによる全台検査が行われています。折りたたみ可能。

本体重量約20.6㎏
航続距離約40㎞
最高速度40㎞/h
充電時間約6時間
耐荷重100㎏
モーター定格600W

SUNPIE S1 電動キックボード

Image: 楽天

公道走行仕様の電動キックボード。簡単に折りたたみできるので収納時にも便利です。Bluetooth接続でスマホ連動も可能。

本体重量約24㎏
航続距離約95㎞
最高速度30㎞/h
充電時間約7時間
耐荷重150㎏
モーター定格500W

E-KON grande PLUS

Image: 楽天

公道走行に対応したモデル。最高速度38km/hで航続距離は約50km。通勤通学や買い物などの移動に。

本体重量約22.5㎏
航続距離約50㎞
最高速度38㎞/h
充電時間約7時間
耐荷重120㎏
モーター定格500W

COSWHEEL MIRAI T

Image: 楽天

サドルが付け外しできるので、立ち乗りと座り乗りの2WAY使用が可能な電動キックボード。保安基準をクリアしているので公道走行が可能です。

本体重量約25㎏
航続距離約70㎞
最高速度39㎞/h
充電時間約3.5時間
耐荷重120㎏
モーター定格500W

FUGU INNOVATIONS JAPAN Meister F

Image: 楽天

保安装備を備えた電動キックボード。折りたたみできるので、車などで持ち運ぶ際も便利です。安定感のある8.5インチの大型タイヤを使用しています。

本体重量約14.3㎏
航続距離約30㎞
最高速度19㎞/h
充電時間約4時間
耐荷重90㎏
モーター定格250W

まとめ

2022年4月に道路交通法の改正案が可決されたものの、規制が緩和されるのは2024年4月からと言われています。

それまでは、いわば過渡期にあるといえます。

今、買った方がよいのか、または約2年待って法律が施行されたタイミングで入手するのか、どちらがよいか悩みどころ。

法改正後の免許区分の特定小型原付のメリットとしては、免許不要ヘルメット着用が任意ではありますが、すでに免許を持っている人、ヘルメットをかぶることに慣れている人であればその恩恵は少ないでしょう!

さらに特定小型原付は速度が20km/hしか出ません。

免許を持っていて、ヘルメットを付けることは平気!という方。20km/h以上出たほういい‼という方は原付区分で乗ることをお勧めします!

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